ー 「長岡アートコレクティブ模様」有するアーティスト・ラン・スペースにて、2024 年4 月27 日(土)より金属工芸作家の渡邉葉月の個展を開催する。工芸領域からの試みとして今後も展開を予定している本企画。表現者としてこれからも発展しようとする作家本人がこれまで社会とどのように接点を持ち続けてきたか、制作物を通して提示する。ー
長岡にゆかりのあるアーティストによって形成された集団「長岡アートコレクティブ模様」(拠点:新潟県長岡市、以下模様)は、アーティスト達自らが運営するアーティスト・ラン・スペース(※1)にてメンバーである金属工芸作家の渡邉葉月の個展を開催する。会期は2024 年4月27 日、28 日、5 月3 日、4 日、5 日、6 日の6 日間。工芸領域からの企画として今後も展開する本企画の第一回のテラーとして、4月27 日にはセレクトショップ元店長であり、ものづくりの町燕三条に携わってきた北澤嘉奈恵氏をゲストに招きトークセッションを予定している。
※1) アーティスト自身がディレクターとなり運営するスペースのこと。既存の美術館やギャラリーにはない自由な活動ができるなど、旧来の画廊中心のマーケットとは異なり、アーティスト自らがプロデュースできる。
本展は、フリーの工芸家として活動する渡邉葉月の個展である。
表現者としてこれからも発展しようとする作家が、これまで作りながらどのように社会と接点を持ち続けてきたのか、学生をメインに少しでもヒントになることを願って本企画は開催される。純粋な表現物としての作品、ジュエリー、プロダクトとジャンルの垣根を超えたこれまでの制作物を展示する。また、会期初日には元セレクトショップ店長であり、ものづくりの町燕三条に携わってきた北澤嘉奈恵氏をゲストに招いたトークセッションを予定している。自らの審美眼と社会的需要とのバランス感覚を持ち作り手と社会とのパイプ役を担い続けている北澤氏と共に手仕事と社会の関係づくりについて深掘りをする。
会場となるアーティスト・ランスペース「模様」発足は2023 年4 月。長岡駅前に拠点を構えることで、既存の美術館やギャラリー・画廊における活動とは異なるアプローチをし、社会とアートを有機的に交差させる目的を持つ。
次回以降の展開として、燕市で鍛工舎を営む渡邉和也氏による「学校で聞けない工芸というお仕事の話」というトークイベントを6 月中に企画予定である。
■渡邉葉月個展 「Walk around works」 ■(入場無料)
2024 年4 月27 日(土)、28 日(日)、5 月3 日(金)、4 日(土)、5 日(日)、6 日(月)
Open13:00 / Close17:00
最終日15:00 まで
2024 年4月27 日(土)
13:00~16:00
渡邉葉月× 北澤嘉奈恵 トークセッション
「社会と手仕事をつなぐ」
会場:長岡アートコレクティブ模様
〒 940-0064
新潟県長岡市殿町1丁目1-5 近藤ビル2階
広報担当 渡邉 08013640703